
こんにちは!この記事は、基本情報技術者試験の勉強中に出てきたマーケティング用語を自分なりに理解し、整理したものです。最初は「なんだかビジネスっぽくて難しそう…」と思ったけど、ひとつひとつ理解していくと意外と面白いんです。試験勉強にも役立つし、ちょっと社会のことが見えてくる感覚もあるので、よかったら一緒に確認してみてください!
ちなみに私が勉強に使用している教材はこちらです。
図や例が豊富で、初心者にも本当にわかりやすかったです!
3C分析とは?
簡単に言うと、「お客さん」「ライバル」「自分たち」の3つを見比べて、自社の勝ち筋を探す方法です。
例えば、あなたがカフェを開こうとしているとします。
- どんな人が来るのか(Customer)→ 学生が多いのか、社会人が多いのか?
- 近くに他のカフェはあるか(Competitor)→ スタバが近所にある?それとも個人経営の喫茶店?
- 自分たちの強みは何か(Company)→ コーヒー豆の品質?内装のおしゃれさ?
これを整理すると「おしゃれな空間を求める若い女性向けに、SNS映えするメニューを提供する」みたいに戦略が立てやすくなります。
PEST分析とは?
これは、自分ではコントロールできない「社会の大きな流れ」をチェックする分析です。
ざっくり言うと、「政治・経済・社会・技術」の4つの視点から、自分のビジネスに影響を与えるものを探します。
例えば:
- 政治(Politics):コロナの影響で営業時間の規制がある
- 経済(Economy):景気が悪くて高級品が売れない
- 社会(Society):健康志向が高まり、オーガニック食品が注目されている
- 技術(Technology):AIの導入で接客が自動化されつつある
こんなふうに、外部要因を理解しておくと、リスクやチャンスを見落とさずにすみます。
SWOT分析とは?
「自社のことと周りのことを4つに分けて考える方法」です。
Strength(強み)・Weakness(弱み)・Opportunity(機会)・Threat(脅威)という4つで、状況を俯瞰します。
たとえば:
- 強み:うちのカフェはおしゃれで静か
- 弱み:駅から遠い
- 機会:近くに大学ができる予定
- 脅威:大手カフェチェーンが近くにオープン予定
これを整理すると、「立地が悪い分、SNSで話題になるメニューを作って来店のきっかけを作ろう」みたいなアイデアが生まれます。
STP理論とは?
ざっくり言うと、「どんなお客さんに、どういうポジションで売るかを決める」方法です。
- Segmentation(セグメンテーション):お客さんをグループに分ける
- Targeting(ターゲティング):どのグループを狙うか決める
- Positioning(ポジショニング):その人たちにどう思われたいかを決める
例として、シャンプーを売るなら、
- 乾燥肌向け、脂性肌向け、香り重視などに分けて(S)
- 香り重視の若い女性にターゲットを定めて(T)
- 「いい香りで一日気分が上がる」シャンプーとして印象づける(P)
こうすると、ブレない戦略になります。
マーケティングミックス(4P / 4C)
これは、商品を「どう売るか」を考えるフレームワークです。
● 4P(企業視点)
- Product(製品):どんな商品? 例:糖質オフのパン
- Price(価格):いくら? 高級路線?お手頃?
- Place(流通):どこで売る? コンビニ?ECサイト?
- Promotion(販促):どうやって知ってもらう? SNS?テレビCM?
● 4C(顧客視点)
- Customer Value(価値):それって私にとって嬉しいの?
- Cost(負担):高い?時間かかる?使いにくい?
- Convenience(便利さ):すぐ買える?いつでも手に入る?
- Communication(対話):ちゃんと話を聞いてくれる?信頼できる?
この2つをセットで考えると、売り手と買い手の両方が納得できる商品やサービスが作れます。
その他の重要マーケティング用語
CRM(Customer Relationship Management)
簡単に言うと「お客さんとの仲良し管理」です。 たとえば、ポイントカードで履歴を管理したり、アプリで誕生日にクーポンを配ったりして、「また来たい」と思ってもらう工夫です。
ブランド戦略
「この会社って、〇〇なイメージあるよね!」というイメージを作る戦略。Appleなら「おしゃれで先進的」、ユニクロなら「安くて品質が良い」といった感じ。
ロイヤルティ(忠誠心)
「またこのブランド買いたい!」という気持ち。サブスク会員やリピート購入などで高めていきます。
チャネル戦略
商品を「どこで、どうやって」売るか。たとえば、直接ネットで売るのか、Amazonに出すのか、コンビニに置くのかなど。
ニーズとウォンツ
- ニーズは「お腹が空いた」みたいな根本的な欲求。
- ウォンツは「ラーメンが食べたい」みたいな具体的な欲望。
顧客のニーズを理解し、的確なウォンツを満たす商品を出すことがカギです。
市場シェア
「その業界で、自社がどれだけの割合を占めてるか」って話。コンビニ業界でセブンイレブンが一番、みたいなやつですね。
まとめ
マーケティングは「売るためのテクニック」っていうイメージがあるけど、実は“相手のことをちゃんと考える”っていうのが基本なんだなって感じました。
試験のために覚えるのも大事だけど、「これって実際にどう使えるのかな?」って考えながら勉強すると、ちょっと楽しくなるし、記憶にも残りやすい気がしました。
今回の記事は、ブログとしては初めての投稿です。WordPressでブログを立ち上げて、勉強の記録をまとめてみることにしました。まだまだ手探りですが、自分なりに続けていけたらと思っています。
このブログもWordPressで作っていて、登録などに使ったサービスのリンクを下に載せておきます。これからブログを始めてみたい方がいれば、参考になるかもしれません。

